会員(オーナー)特典比較@HVC&XIV [会員制リゾートホテル]
今回から数回にわたり、いくつかの観点からエクシブと東急ハーヴェストクラブ(HVC)の比較をしてみたいと思います。
初回は、会員本人(オーナー)に対して提供されているサービス(特典)についての比較です。
まずはハーヴェストクラブですが、こちらは会員サービスといってもメインはチェックアウトの1時間延長程度(伊東、静波のみそれぞれ3時間、4時間の延長)で、それも全施設ではなく、箱根甲子園・箱根翡翠・有馬は除外されています。
その外のサービスとしては、全22施設中7施設において、チェックインを1時間(伊東、静波のみそれぞれ2時間)早めたりチェックアウト後の大浴場の利用を可能としている他、同じく3施設(箱根甲子園、箱根明神平、勝山)で宿泊者1名につき1枚(勝山は会員本人のみ)のラウンジドリンク券(1回限り)が発行されています。詳細は以下をご覧下さい。
http://www.harvestclub.com/Un/member/pdf/hvc_card.pdf
一方エクシブにおいてのオーナー(会員)特典はかなり充実しています。
チェックアウトについては全施設で1時間延長されていますし、チェックインも臨機応変に対応されており、概ね2時前後にはルームキーを受け取れる場合が多いようです。
またオーナー本人と配偶者に対しては、チェックイン時に館内オーナーカードが発行されており、このカードの提示により、
① ラウンジでのソフトドリンクが無料(到着から出発まで何回でもOK)
② 屋内プールやジムが無料。
③ スパが有料となっている施設においてもスパが無料。
さらには年に一度だけ特別ご招待券が発行され、契約施設におけるオーナー本人の1泊2食が無料。(休前日泊を除いて利用可、同室者は食事代のみ負担)
なおゲストも含め、プール・スパはチェックアウト後も当日は利用可。
これらのメリットを金額に換算すると年間で優に5万円は超えてくるため、13泊タイプのスタンダードルームや一部のラージルームの会員権では「年会費+固定資産税」負担の大半は相殺されてしまう計算になります。つまり実質負担は限りなくゼロに近いかあるいはお釣りがくる状態でエクシブを利用できることになります。
前回の記事ではエクシブに対し厳しい意見を述べましたが、両会員制リゾートホテルを比較した場合、会員(オーナー)特典という観点からはエクシブの方が優位にあることは事実で、それだけにエクシブにはプライベートリゾートの名に恥じない運営を心がけていただき、いつまでも愛される会員制リゾートホテルであってほしいと願っています。
なお上記の特典以外に、両者ともポイントカードを発行しておりますが、この点は稿を改めたいと思います。
※ここで記載した特典等は記載日現在のものであることにご注意下さい。なおHVCにおいても一部の施設でお誕生日ご招待(1泊2食無料)があるようです。
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