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リゾートホテル会員権の価格差についての雑感 [リゾート会員権]

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流通市場でエクシブの会員権価格が大幅に安くなっていますが、一方東急ハーヴェストクラブの会員権は下がってはいるものの、それほど大きなまたは急激な値下がりとはなっていないようです。

その差がどこから来ているものなのかは素人なのでよく分からないのですが、よく言われているのは東急が仲介の主導権を握っており、ある程度の価格維持策が可能というものです。また東急という会社の信用度がバックにあるためとも言われます。

一方エクシブの仲介はその大半が取引認定業者といわれる11社によって取り扱われており、リゾートトラスト社は取引価格には介入していないようです。

 

以上の認識が正しいのかどうかは分かりませんが、両者間に現状のような大きな価格差が生じてしまうと、東急ハーヴェストクラブだけが市場原理から無縁であることは中長期的にはありえないのではないかと思われます。

 

市場原理に任せているエクシブの価格が、ユーザーが適正と判断する実態価格に近いものであるとすれば、ハーヴェストクラブの価格には無理があるように感じられます。

例えば東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢などは東急リゾートの仲介で700万円を越えていますが、東急以外の仲介業者によるとこの価格帯ではほとんど取引は成立せず、500万円程度であれば取り引きが成立しているのが実態のようです。

 

物の価値には相対価値と絶対価値がありますが、現状をユーザーとして見た場合、エクシブの価格は相対的に安すぎ、一方ハーヴェストクラブの価格は一部に例外はあるものの相対的に割高なように見受けられます。

 

では絶対的な価値と言いますか、その会員権独自の価値という側面から現在の価格を見るとどうなるのでしょう。

現在のエクシブは流通市場で安すぎると言われていますが、そのエクシブですら、その会員権価格および年会費・税金等の合計と、利用して得られる満足感とを天秤にかけた場合、本当に安いのか、あるいはペイしているのかというと一概には決められません。

 

会員制リゾートホテルのハード・ソフト両面から判断して、これと同じ内容の一般ホテルを利用した場合、いったい幾らで利用できるのか。実際には正確に比較できる対象となるようなホテルが存在しないため比較のしようがないのですが、その判断には「満足感」という心理的要素が入ってくるため、人それぞれとしか言いようがないのかもしれません。

(東急ハーヴェストクラブに関しては、ほとんどの施設がホテルハーヴェストとして会員以外にも開放されていますので、予約の可能な時期が限られているなど使い勝手の違いはありますが、ある程度は計算可能です。)

 

まぁ無理の無い範囲で会員権を購入し、年会費等の支払いにも支障がなく、年に何回か(あるいは何十回)そのホテルを楽しく利用して、後はご本人がそこから得られる満足感にどの程度納得できるかにかかっているということでしょうね。

この命題の解は一つではなく多分会員の数だけあるのだと思います。

以上全く役に立たない駄文でした。

写真は東急ハーヴェストクラブ旧軽井沢ロビー】  


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